最終更新日:2006.12.1

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緊急提言「いじめについて」

2006年12月1日
平戸 明彦

 我がチームの理想として各選手は「小学校のリーダーたれ」と願っている。
 基本的に野球選手は身体が鍛えられておりフィジカル面が、群れ(学校)の中でも優位に立つ。それが暴れまわったらたいへんなことになる。しかし一旦クラスを引っ張る役目を進んで実践すればその空間は非常に安定するのである。運動会やイベントそして周年行事などや授業参観で選手たちが大活躍しているところを日々目の当たりにしてきた。

 近頃全国でいじめ問題は顕在化している。学校をとりまく身近なところでも様々な問題が発生しているようだ。これまでもこれからも、世の中からいじめは無くならない。でも皆の努力で限りなく少なくそして小さくすることは可能ではないかと思う。われわれ指導者は常に「いじめ」の兆候がないかどうか、チームをよく注視しておく必要がある。チーム内に「いじめ」はあってはならないが、「あるはずがない」と考えるのはまずい。特に学校生活の中での選手たちの行動を我々は知らない。この辺りは保護者や他の選手からの報告などがない限り見えてこない。野球活動しているところは優秀だが、学校内では札付きということも「あるはずがない」とは言い切れないのである。

 さて、絶対いじめなどをしない選手はすぐ分かる。「人の話をちゃんと聞く」選手。これは間違いなく優秀なリーダーの素質がある。野球も上手い。学校のリーダーそしてイージス(盾)になれる。このような元気で明るく素直で「人の話をちゃんと聞く」選手をたくさん輩出したいものである。これは一流選手が備わっているべき最も基本の素養である。

 チーム活動の素晴らしいところは、縦学年のコミュニケーションが成立するところである。学校でなんかあったら上級生が盾になってくれる可能性は高い。我がチームの所属部員は50名を超える。いじめに対峙する時、また抑止するためのチームワークが理想だ。

 我がチームの掟。いじめる側(加害者)を断固罰するという正義のルール。これを抑止力にしたい。このルールは使わないように願うばかりだが。
 万一発生した場合、「われわれは常にいじめられた側に立つ」この理念を覚えてほしい。
 スポーツマンシップの実現に向けて今日もスワローズは戦っています。

以上